キャンプでの洗い物は面倒
キャンプを始めたばかりは洗い物をする時、持ち運びが大変だったり油や食べかすでベトベトなものを洗い場でそのまま流していいのかわからず困ったりしていました。後処理で困るためキャンプ場で料理を作るのが億劫に。なので洗い物が面倒で嫌だったのです。
今では道具も揃って持ち運びが楽になり、汚れの処理は楽に済ませるやり方がわかってきたので後処理も楽になり料理を楽しむ余裕もできました。
この記事で私が実際のキャンプでどのように処理をしているのか私なりのコツを書いていきます。もし困っている方がいたら参考にしてみてください。
食器や調理器具の汚れをあらかじめ拭き取る
基本はキャンプ場の洗い場で油汚れをそのまま流したり、食べカス(生ごみ)をだすのはやめた方がいいと思います。キャンプ場の洗い場で流すと場所によっては河川に流れて汚してしまう可能性もあるからです。また生ごみをだすと排水溝の詰まりの原因となったり、動物がくることもあるということなので流さないようにしましょう。
私は食器が汚れでベトベトになった時はキッチンペーパーであらかじめ拭き取っています。そうすれば洗い場の汚れを抑えつつ、使う水の量も少なく済む。スポンジが汚れるのも防げます。
他にはヘラを使い汚れをごみ袋に落としていくという方法もあります。キッチンペーパーを使うよりもごみを少なく済むかも。私はヘラを持っていないのでこの方法はとっていないのですがこっちも良いと思います。
洗剤は環境にいいものを使おう
自宅で使うような食器洗剤ではなく、自然で分解されやすい、植物由来の界面活性の洗剤をつかいましょう。家庭でいつも使うような洗剤は合成界面活性剤が使われており自然で分解されにくいため、キャンプで使うのは不向きです。
キャンプ場によっては汚水処理設備が整っていたり、合成界面活性の洗剤も使える場所もあるでしょうが、私は基本的に植物由来の界面活性の洗剤を使うようにしています。常にそうしておけばキャンプ場によって使い分けるという手間がなく楽ですからね。
洗い物の持ち運びにはコンテナがあると便利
自分のキャンプサイトから洗い場が離れていたりすると洗い物を持ちながらその場所に行くのが大変です。なので一度に洗い物を持ち運びできるコンテナがあれば楽になり、とても便利です。
以前色々なキャンプ道具を詰め込んでいたコンテナの蓋を使って洗い物を持ち運んでいたのですが、ちょっとバランスを崩してすべて落としてしまい、また洗い直ししなければならなくなったことがありました。持ち運ぶ用のコンテナであれば、蓋の上の状態を気にしてあるいて足元疎かにするなんてことはないのでそんな惨事にならなかったです。今思えば足元おろそかって結構危ないことですね。
今ではコンパクトに折りたためるコンテナなど便利なものがあったので、それを使っています。使わないときは折りたたんで収納できるので、使用スペースも抑えることができます。
私が使っているのはキャプテンスタッグの取っ手付きコンテナです。値段も安いですし、展開も楽なので重宝しています。
洗い物を少なくする
洗い物を少なくするために、あえて食器を使用せずそのままクッカーを皿代わりにして食べるということを私はよくやります。
皿を使わないので洗い物を最小限に済ますことができ、後処理が楽になります。洗うのがフライパンと箸のみとかになり洗剤を使う量も減らすことができ、干すスペースも少なく済みます。
ただ調理直後、加熱した後とかは火傷に注意してください。私もうっかり手が当たったりして火傷してしまうことがありました。
食事中にいったん置くときは熱に強いテーブルでないとテーブルが焦げてしまったりするかもしれません。もし熱に強くないテーブルを使用している場合は鍋敷きのようなものが必要です。
ちょっとしたことでぐっと楽に
私がやっていることを一通り書いてみました。
洗い場に行く前に一工夫しておけば洗い物はぐっと楽になります。
少しの工夫で自分の手と自然に対して優しく、面倒なことを簡単に済ませることでキャンプの楽しい時間を多く確保し、キャンプをより楽しみましょう。