キャンプを始めたときどういうところを選んで、どういう風に設営していけばいいか悩みますよね。
 場所選びや設営は快適にキャンプを行うために大切なことです。ポイントを書いていきますので、そこを押さえて楽しいキャンプの時間を過ごしましょう。

テントサイトを選ぶ時のポイント

平らなところを選ぼう

 でこぼこしているところだと雨の時に窪みに水が溜まってしまいます。傾斜のある場所なら低くなっているにテントの入り口を向けるようにしましょう。

周りの環境を見よう

 トイレや炊事場、駐車場の近くは便利なのですが人がたくさん通るため、落ち着かないのでゆっくりしたい場合はお勧めできません。ただ自分のキャンプスタイルにあわせて場所を決めるといいと思います。例えばファミリーでキャンプする時小さなお子様がいる場合はトイレがあまり遠くにいると大変なので少し近づけるなど調整しましょう。

水辺に気を付けよう

 川辺のキャンプサイトは天気予報をチェックしてテントサイトを選びましょう。雨が降りそうなら川が増水することを考え、少し離れた場所を選び設営します。海辺は風が強いと砂が飛んでくるみたいですので、少し大きめの陣幕など壁になるようなものがあるといいかもしれません。

木を利用しよう

 木陰を利用したり風よけに使ったり上手に利用しましょう。物干しロープを使ったり、ハンモックを固定したりテントサイトをアレンジできます。その時は木を痛めないように厚みのあるタオルなどを巻いてその上にロープを巻きつけましょう。木を利用していいか管理人の方に確認をとるのも忘れずに。

テントなどの設営の手順

1.タープを設置

 タープは一度設置すると動かすのは難しいため、全体の構成を考えてから設置していきましょう。

2.テントを立てる

 テントはペグで固定しなければ移動可能ですので、他のレイアウトと合わせて微調整していきましょう。ただ風が強い日とかはペグダウンしておかないと目を離したすきにテント吹っ飛ぶなんてことありますので要注意。

3.キッチンの場所を決める(リビング設置あとでもOK)

 ソロキャンプだとあまり気にしないかもしれませんが、動線を気にしつつバーナーやグリル作業台など使う道具を設置していきましょう。

4.リビングをつくる

 タープの下に自分のくつろぐスペースを作りましょう。テントやキッチンなどで囲むと独立したプライベート空間みたいになり、開けると解放感のあるサイトになります。

5.細かい道具を設置する

 最後に焚火台やランタンなど小物を置いていきましょう。最初に出してしまうとごちゃごちゃして動きにくくなりますし、破損につながるかもしれません。大物から小物という流れでおいていきましょう。

基本を押さえていけば楽に、早く設営でき楽しむ時間も増える

 面倒かもしれませんが、あらかじめ他のキャンパーさんがどんな風に設営しているのか知り、基本を押さえておくことでスムーズに動けて設営も楽にすみます。そうすれば体力の消費も抑えることができ自由時間も多くなります。それができればキャンプはより楽しくなります。
 私も最初はテントの設営などに時間がかかり、設営が終わるころには日が落ちかけていました。その時はつらく感じましたが、キャンプ雑誌や書籍、ネットで調べて勉強し始めてから少しずつ楽になり今では自由時間も多く取れ散歩に出て写真をとる余裕もでてきました。
 私もキャンプに関して日々勉強を重ねて、より良い情報を共有できるように頑張ります。